2026.07.19
「先生、楽しい!」心の不調を乗り越え、舞台で輝いた少女の成長
旭川でバレエを通じた子どもの成長
体の不調を抱えながらバレエを続けた日々
4年生の夏に訪れた試練
バレエが大好きな小学生の生徒を持つ保護者の方へ、子どもが突然レッスンに行けなくなる状況は、想像以上に辛いものです。
T様のお嬢様は、4年生の夏から給食が食べられなくなり、保健室で食事ができるようになりました。匂いに敏感な体質で、調理室から感じる複数の料理の匂いが合うこと、そして暑さが混じることで、教室にいることが大変になったのです。
「過去に学校で吐いてしまった経験がトラウマになり、「また人前で吐いたらどうしよう」という不安が頻繁につきまとうようになりました。気持ち悪さを感じると教室に入らなくなって、保健室に避難する日々が続きました。
学校でのご不調は、バレエのレッスンにも影響を及ぼし始めました。
お母様は各所に相談し、病院の診察室で「バレエをやると気持ちが悪くなる」と話したお嬢様の話を聞いた医師からは「バレエを習って本当にいいんですか」「やめさせたらいいんじゃないですか」という言葉がお母様に投げつけられました。
しかし、お嬢様本人は「やめたい」とは一度も言いませんでした。
母娘で乗り越えた葛藤 お母様の寄り添いと具体的な対策
お嬢様は「ママについて来てほしい」というので、お母様はスタジオ付き添いのことを決めました。9月頃まで、この付き添いが続きました。
私は「人間の吐くという構造」について丁寧に説明し、「吐くのは全然悪くないこと。体の中で困るものが出てくる自然な反応だから、吐いたらすっきりするよ」と伝えました。
そして、実践的な対処法として、お水とタオルを足元に置くことを提案しました。いつでも水分補給ができる安心感が、心を少しずつ落ち着かせていきました。
涼しくなってきた秋頃、学校の学習発表会でダンスをする機会があり、楽しさで学校生活に参加できるようになりました。 気温が下がり、匂いの問題が軽減されたことも、回復の一因となりました。
お水を飲むことで気持ちがすっきりすることを悟ったお嬢様は、徐々に体力もついていきました。
週3回のレッスンに行けなかった悔しさ
体調が不安定だった時期、週3回のレッスンに参加することができませんでした。そのため、週3回以上通っている5年生を対象としたシルフィードの配役から外されることになりました。
「なんで私に呼ばれなかったの」と悲しむお嬢様に、お母様は「与えられた役割で精いっぱいの力を別にすることが大切だ」と伝えました。素晴らしいアドバイスだと思います。
実際は違う演目でのセンターをもらって、モチベーションはまた上がってきました。
みちこ先生との心の交流が転機に ディズニーランドのお土産と手紙
1月、ディズニーランドに行って、みちこ先生にお土産と手紙をお渡ししました。先生がお返事をくれたのも、
「先生が私のことを気にかけてくださっている」という認識が、バレエへの情熱をさらに強くし大きな転機になりました。
先生は寄り添いながらも、甘やかさず、成長のための具体的な道筋を示してくださいました。教育のプロとしての視点と、バレエ指導者としての経験が融合し、深い理解と共感がありました。
この時期から、変化し始めました。 レッスンに対する姿勢が前向きになり、自分から積極的に取り組むようになりました。
成長の瞬間を捉えた先生の眼差し 練習の中で訪れた変化
みちこ先生は、長年の指導経験から、子どもたちが成長する瞬間を見逃しません。
考えて一生懸命練習してきたものを出した瞬間がありました。その瞬間、みちこ先生は「ブラボー」と声をかけました。この「ブラボー」は、先生が滅多に言わない特別な言葉です。
娘は家に帰って、「今日ブラボーって言われた」とそう報告しました。お姉さんが言われたのを聞いたことはあっても、自分が言われたのは初めてでした。
「めったに聞けないんだよ」という言葉の重みを理解しつつ、この「ブラボー」は、自分の成長を実感できる最高の瞬間でした。
舞台での高揚感
発表会では、舞台袖に入ってくる時に「先生、楽しい!」と言って帰ってきたお嬢様。舞台監督の方が「音楽行きます」と合図を出す瞬間が、たまらなく好きだったと語りました。
「あの高揚感がすさまじい」「人生の今まで楽しいことがあったけど、あの瞬間の気持ちよさが一番」と、彼女は目が輝かせます。
一人で舞台に出て緊張感と、プロの大人が自分を見て「準備できた?」と無言で気持ちを伝えてくれる感覚。これが、お嬢様にとって「ちょっとプロになったような気分」を瞬間なのです。
みちこ先生への深い信頼
お嬢様に「そんなにバレエが好きなら、他の教室にも行ってみたら?」と聞くと、「みちこ先生から教えてもらう以外のバレエはやりたくない」と即答します。
「私は別にみちこ先生に習いたいから」という強い思い。 「みちこ先生あと何年できるんだ?」と昨日も聞いてきて、「あと15年か20年かな」「15年か20年ならまだやれる。大人になってる」と計算していました。
この言葉には、ずっとみちこ先生の下でバレエを続けたいという、揺れない思いが込められています。
失敗の成長を信じて見守る大切さ 浮き沈みは誰にでもある
みちこ先生は、長年の指導経験から「上手になるのって12年くらいだから、その中に浮き沈みがあって当然」と語ります。
上手になった子の中には、ずっとバレエが好きだったわけではない子もいるし、バレエへの情熱が薄れる時期もあります。
みんな辛い時期を乗り越え、今ではバレエが生活の中心になるほど情熱を重ねています。
親の忍耐と信頼
T様は、医師から「やめさせたらいいんじゃない」と言われても、「本人ですかはやめたいとは言わなかった」という事実を重視しました。
お嬢様の気持ちを尊重し、具体的な対処法を一緒に考え、時には添い、時には見守る。 この親としての忍耐と信頼が、お嬢様の回復と成長を支えました。
「違うことに興味がいってるな、この子はバレエから離れちゃうかもな、とすごく寂しかったけど、それもこの子の人生かと思って、あまりとやかく言うことがなかった、結果的に良い方向にいきました」と語って協力してくださる親御さんもいます。
成長の瞬間を待つ
みちこ先生は、生徒のテンションが落ちている時は、落ちているなりの対応しかせず、無理に上げようとしません。淡々と自分と向き合うことが重要だと考えているからです。
本人が疲れて休んでいるのに私が頑張っても仕方ない。その子は今疲れているだけだから…という姿勢は、子どものための状態を見つめる、教育のプロならではの視点です。
お嬢様も、心身が回復し、バレエへの情熱が戻ってきたタイミングで、先生が正しく導いてくださったので、大きく成長できました。 お嬢様にとって、バレエが一生の趣味となり、人生を豊かにする存在であり続けることを、みちこ先生もお母様も願っております。
【よくある質問】
子どもが言うことを聞かない時、相談しても大丈夫ですか?
もちろんです。子どもの心理状態をわかりやすく、正しいアドバイスをしています。 う・ら・ら クラシックバレエ研究所 旭川校のみちこ先生のように、東京学芸教育大学学部で学ばれた先生は、技術指導だけでなく、子どもの全般の成長を見守る視点を持っています。
バレエは、技術を学ぶだけでなく、心の成長、人間力の育成、そして人生を豊かにする趣味として、お子様の一生の財産になります。
う・ら・ら クラシックバレエ研究所 旭川校では、教育のプロであり、世界レベルの技術を持つみちこ先生が、暫くの個性とペースに合わせた指導を行っています。
旭川市2条通10丁目上田ビル1F
名寄市西4条南5丁目3-1三浦イヤーハ2Fで、お子様の成長を大切に見守りながら、本物のバレエを教えています。
お子様のバレエへの情熱を大切にしたい、心の成長も含めて見守ってほしいとお考えの保護者の方は、ぜひ一度ご相談ください。 体験レッスンや見学も可能です。
お問い合わせは、Tel.080-3237-9101までお気軽にどうぞ。お子様の可能性を信じて、共に成長を見守っていきましょう。
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